病者の祈り
「病者の祈り」 : ニューヨーク大学リハビリテーション研究所の壁の祈りの詩
大事をなそうとして
力を与えてほしいと神に求めたのに
慎み深く従順であるようにと
弱さを授かった
より偉大なことができるようにと
健康を求めたのに
より良きことができるようにと
病弱を与えられた
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
権力を求めたのに
神の前にひざまずくようにと
弱さを授かった
求めたものは
一つとして与えられなかったが
願いはすべて聞きとどけられた
神の意に添わぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべてかなえられた
私はあらゆる人の中で
もっとも豊かに祝福されたのだ
津屋 式子 : 「神は私を捉えて離さない」 : 信徒の友 2000年6月号 :
日本キリスト教団出版局
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